HappyWoodブログ

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2007/12/5 水曜日

楽しみな映画

Filed under: books,その他 — happywood @ 12:32:50

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チームバチスタの栄光が映画化されました。
嬉しいのですが驚きはキャスティング。
主演が阿部寛 と竹内結子と知り
当然田口医師は阿部で
竹内の役は何だろうと思っていました。
まさか竹内が愚痴外来の田口で
阿部が破天荒役人白鳥 とは。
それにしても姑獲鳥の夏の続編
もうすぐ公開の京極堂シリーズ
魍魎のはこでも探偵榎木津を演ずる安部寛。
ちょっと暗めの四コマまんがが
映画になるとは想像もしなかった
自虐の詩はまだ観ていませんが
羨ましいほどの容姿なのに
今やエキセントリックな役には欠かせない
大スターとなった阿部寛 。恐るべし!!

2007/12/3 月曜日

MAGIC

Filed under: その他 — happywood @ 0:48:27

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ここ二週間程車を運転するのが楽しみで仕方ありません。
その理由は久しぶりに買ったロックのアルバム、
ブルース・スプリングスティーンMAGIC
誰にも気兼ねせずに聴けるからです。
普段ラジオか古いCDを聴くだけで新しい音楽には
あまり関心が無くなってからどのくらいたつでしょう。
正直に言えば彼の作品も三・四作聴いていませんでした。
それが初期の作品に近い雰囲気があるらしいと
何かで読んでから気が変わったのです。
いざ手に入れて聴いてみると
若い頃の意欲を呼び覚ます様な躍動感!
昔のような疾走感は薄れたものの
身体にエネルギーを心地よく充填してくれるかの様です。
政治とか信仰は抜きにして純粋にサウンドに浸れば
少しくらい辛い事があっても大切な人達の為に
今日も明日も頑張ろうって気にしてくれるはず。
Eストリートバンドを従えた今度のアルバム
自分の中では、 BOSS IS BACK AGAIN!!
て感じでしょうか。

2007/11/20 火曜日

買えなかったサイン本

Filed under: books,その他 — happywood @ 1:11:16

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若い頃と比べると読書量がめっきり落ちてしまいました。
それでも元々為になりそうな本には見向きもせず、娯楽物に徹してきたので
実はそれ程問題ないのかもしれません。
最近読んだ中でのお薦めは、ジョン・ダニングの 災いの古書。
元警察官の古書店主クリフ・ジェーンウェイのシリーズ四作目です。
訳者あとがきにもありますが、前作を未読でも十分楽しめます。
今回はサイン本に関わる事件ですが相変わらずの面白さで一気読み。

サイン本で思い出すのはジェイムズ・エルロイの本。
年に何度か足を運んでいたカナダ・バンクーバーの街角に、数年前まで行きつけの?
本屋がありました。
店に入り正面奥の回り階段を下りて行くと、予想よりはるかに広い地下室の棚から棚へ
ミステリーやSFのハードカバーやペーパーバックがぎっしり。
行くたびにそこにある本を全て読めたらどんなに幸せかと思いました。
もちろん英語の本などスラスラ読めるわけはありません。
仕事の合間に好きな作家の新作や未訳をチェックしたり
知っている作品の邦題と原作のタイトルを比べるのも楽しかったりします。
また翻訳され品の良い装丁をされた作品が、実はど派手なペーパーバックだったり
見ていて飽きません。
ちょうど今頃の季節だったでしょうか。
毎年信じられない程美しい風景や動物の写真がたくさん載っている
SIERA CLUB のカレンダーを買いにその店に入りました。
いつも通りの順番でチェックしている時、一階の新刊本の棚の隅にラドラムやキングと並んで
エルロイのハードカバーを見付けました。
棚の本は My Dark Places – わが母なる暗黒。そして初めて見る著者サイン入りの表示。
サインがあるからといって定価より高いわけではなさそうです。
棚には一冊しかないし買うべきか暫く迷いましたが、買ってもどうせ読めはしないだろうと
少し冷静に判断してその日はホテルに帰りました。
ところが、一度は買わないと決めたのにいつまでも気になって仕方ありません。
二日後、明日は帰国という日になってから無駄になっても買っておこうと決心しました。
外はまだ寒いのに開店の時間に合わせ勇んで本屋に出掛けました。
しかしエルロイの本は既に棚から消えていたのです。
その時の落胆の度合いの大きかったこと。
見付けた時にすぐ買っておけばと逡巡したことを悔やみました。

今思えばそれほど価値が有ったかどうかはわかりません。それに自分が持っていたとしても
宝の持ち腐れ同然ですから、結果的には買えなくても良かったのでしょう。
その後同じ通りにカフェを併設した大型書店ができ少し足が遠のくと、
いつの間にか本屋のあった場所は女性専門のアパレル店になってしまいました。

2007/9/27 木曜日

夏休みの課題?(2)

Filed under: その他 — happywood @ 11:07:42

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春頃から地元の書店にもインド式計算方法だとかドリルなどの書籍が沢山並んでいます。
インドの子供達は二桁の掛け算が暗算で出来るという番組に驚いてから興味を持っていました。
その中の一冊を偶然手に取ったら、正二十面体のサイコロを作って暗算ゲームをして遊ぶと
グングン計算力アップという記事を見つけビックリ。

正二十面体といえば三十数年前、中学の教科書に展開図が載っているのを見て、
妙に興味が湧きました。悪戯心で画用紙にコンパスと定規で一辺1cmの展開図を描き、
カッターで切り出して正二十面体を二つ作ってみました。
なかなか良い出来栄えでしたが、白い色ではつまらないので一つはオレンジのマジックで、
もう一つは青いマジックで塗りました。ところが、全体が軽すぎてうまく転がりません。
もちろん重心など取れているわけもなく、仕方ないかと思いながらも諦めきれません。
どうしようか悩んでいる時、組み立てに使ったボンドが一部はみ出しているのを見て
はたと気が付きました。そうだボンドを塗ろう!
大方の人は、手にボンドを塗り指紋を取って遊んだ経験があると思います。
ボンドが乾けば透き通るし少しは重くなるだろうと予想しました。
実際に塗ってみると、オレンジの方は乾いてホオズキの様に軽い感じに、もう一つは
ボンドの白っぽいコーティングの下地が紺色でミッシリ詰まった感じに仕上がりました。
こうしてボンドの被膜により硬さも重さも丁度よくなり、カタコトとよく転がる様になりました。
一応サイコロですから、最後に一と二十・二と十九というふういに向かい合わせの面の合計が
二十一になるようにペンで数字を書き込み出来上がり。
翌日筆箱に入れ学校へもって行き、机の上で自慢げに友達に見せていた時のことです。
気が付くと後ろから誰か覗き込んでいる気配。驚いて振り向くと紺のブレザー姿の美術のN先生。
マズイ!って思ったのですが、隠す間もありません。昼休みとはいえ、
家からおもちゃの様な物を持ち込んで遊んでいたのです。叱られるのを覚悟しました。
するとN先生、お前が作ったのか?と聞くのです。仕方なく、ハイと返事をすると、
本当に自分で作ったなら美術10くれてやる と言って立ち去りました。
怒られるどころかサイコロ二つを美術的に?評価してくれたのです。
とは言え実際に成績表をもらうまでは半信半疑。しかし期末の美術の評価はしっかり10でした。

そんな事を思い出し家族に話しましたが、誰も信じてくれません。
悔しいので、夏休みに作ったのが上の写真。展開図は間違って正三角形が多すぎました。
組み立てにも四苦八苦。記憶にある作り方を踏襲したつもりですが、
形は歪みボンドは一様に塗れず、思ったほどうまくいきません。
それでも画用紙とマジックと木工ボンドで正二十面体?が作れると、
家族に証明することは出来ました。ただ中学時代に正二十面体を作って遊んだからといって、
計算や頭の回転が速くなったという事実は全くありません。