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2007/7/30 月曜日

我が家の地震対策

Filed under: works,その他 — happywood @ 17:10:47

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地震のニュースを聞く度に心が痛みます。
東海地震は明日にでも起こるかもしれないと、
三十年も前から言われているのに、
住んでいる我々には防災の意識が薄れています。
我が家の地震に対する備えといえば、
    全員二階で寝ていること
    箪笥が倒れてもベッドに重なり難い配置
    少量の水と食料品の常備
    子供達の学校との避難先や連絡先の確認
精々その程度だったでしょうか。

家具をきちんと固定していなかったので、ここ暫く転倒を防ぐ方法を考えていました。
よく天井で支える器具がありますが、鉄骨や鉄筋の建物ならともかく、
木造住宅の天井はそれほど力を受け止める様にはできていません。
やはり柱(壁の中の)などに留めるのが一番良いと思い、
ヘムに写真の加工を施し、壁に固定して前に倒れない様にしてみました。
使用材料   左側    40x180x910   柾目
         右側    25x180x910   板目
写真の様にビスを柱(間柱)に三本ずつ打つことで、
地震時に家具が持ち上がるのを防ぎます。
家具の前面の床の部分には滑り難い緩衝材を挟んであります。
築七年でも壁に穴を開けるのは勇気がいりますが、命には代えられません。
あまり格好は良くありませんが、スペースはそれほど取らず、圧迫感も少ないと思います。
材料を壁に近い白色か、家具に近い濃い色で塗装してもいいかもしれません。
写真の食器棚の中身は余り重くないので長さ910ミリの板で固定しました。
本棚は幅広で重量があるので材料の長さを本棚の巾(1,330ミリ)に合わせるつもりです。
大きな家具でも大抵は、幅1,820ミリ以下で収まると思います。
壁の中の柱や間柱が図面でもわからなければ、壁をノックする要領で叩いていけば、
中が詰まって固い部分が見つかります。そこへビスを打てばいいわけです。
同様に家具の天井部分の枠材か心材も探してそこにもビスを打ちます。
エル字型の金具で壁に留める方法もありますが、家具の一部を押さえるだけなので
板で家具の後ろ全体を押さえた方が良いかと思います。
この方法が必ずしも家具の転倒防止を保証するわけではありませんが、
興味のある方は連絡いただければ、写真と同様の溝付き加工材を
地震対策に限って当社四面加工材と同じ価格にて提供します。

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